アジア大学ランキング2010、東大は5位

 英タイムズ・ハイヤー・エデュケーション紙とクアクアレリ・シモンズ社は13日、毎年恒例のアジアの大学トップ200校をランク付けした「アジア大学ランキング2010」を発表した。1位は香港大学、2位は香港科技大学、3位はシンガポール国立大学だった。

 トップ200はアジア11カ国の大学で、日本は東京大学が最上位で5位。そのほかトップ10には大阪大学、京都大学、東北大学、名古屋大学が入った。日本の大学は最多で、計57校がランクインした。日本は政府主導の投資、最近では平成21年度国際化拠点整備事業(グローバル30)プログラムが、質の高い海外の学生やスタッフを引き付けて教育水準を高めたと評価された。

 北京大学(12位)、清華大学(16位)などをはじめとする中国の大学は、大学教師と大学雇員の調査で高い得点を得たにもかかわらず、昨年同様香港の大学に後れをとった。香港は教育機関の国際化が成功し、トップ4大学中3校を占めている。

【アジア大学ランキング2010】
1位:香港大学(香港)
2位:香港科技大学(香港)
3位:シンガポール国立大学(シンガポール)
4位:香港中文大学(香港)
5位:東京大学(日本)
6位:ソウル大学(韓国)
7位:大阪大学(日本)
8位:京都大学(日本)
9位:東北大学(日本)
10位:名古屋大学(日本)
11位:東京工業大学(日本)
12位:北京大学(中国)
13位:韓国科学技術院(韓国)
14位:浦項工科大学校(韓国)
15位:香港城市大学(香港)
16位:清華大学(中国)
17位:九州大学(日本)
18位:南洋理工大学(シンガポール)
19位:延世大学(韓国)
20位:筑波大学(日本)

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