マネロンの嫌疑をかけられていた露大富豪

 ロシアの大富豪オレグ・デリパスカ氏が、スペインの当局からマネーロンダリングの疑いで事情を聴かれていたことを、広報担当者が明らかにしていた。

 米紙ウォールストリートジャーナルによると、数カ月前にスペインの当局から連絡があり任意で事情を聞かれたのだという。しかし、広報担当者は「デリパスカは調査に協力し、(マネロンに)関係がなかった」と語っているという。結果としては何もなかったようで、それ以降は接触はないという。

 スペインでは昨年秋に、デリパスカ氏が犯罪組織や闇組織と関与しているのではないか、と一部で報道されたという。

 デリパスカ氏は、アルミ王とも言われる大富豪で、世界最大のアルミメーカーのUCルサールなど多くの大企業の大株主でもある。

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