アマンリゾートの97%の株式を売却へ

 インド最大の不動産ディベロッパーDLF(Delhi Land and Finance)が、所有するアマンリゾーツグループの株式の97%を売却する方針であることがわかった。地元メディアが報じた。

 アマンリゾーツグループは、プーケットの「アマンプリ」やバリの「アマンダリ」など、16カ国で24のリゾートホテルを展開する最高級ラグジュアリーホテルグループ。自然豊かな環境と地域性を活かすコンセプト、最上級のホスピタリティで、世界のセレブリティから絶大な支持があることで知られる。

 DLFは2007年に4億ドルで同グループの97%の株式を取得し、残り3%は同グループ創設者エイドリアン・ゼッカ氏が所有していた。

 DLFは巨額の負債を抱えており、株式売却で得た資金は負債の軽減に充てられる。同社は2014年までに負債をゼロにする計画だという。今回の株式売却には、インド・ニューデリーにある都市型ホテル「アマン・ニューデリー」は含まれない。

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