頭のよい子が育つ家【住まい編9】

コンセプト4 子どものギャラリー『ガラスの黒板』


 四十万さんが子どもの学習環境の調査をしてわかったことが、「出来る子は部屋に閉じこもって勉強をしない」ということでした。四十万さんは、頭のよい子とは偏差値ではなく、考える力のある子だと言います。

 「考える力のある子=コミュニケーション能力がある子」。

 そのコミュニケーション能力は、日々、家の中で培われてきたものでした。頭のよい子たちは、絵や文字を書いて家族が見えるところに貼り、それをきっかけにお父さん、お母さんと話すようになったなど、空間の中にいろいろな仕掛けがあって、それがコミュニケーションのきっかけになっていたケースが多いことが判明したのです。

 その工夫を生かしたものが「ガラスの黒板」です。家族の集まるリビングと、2階に上がる階段の壁にも設置されています。黒板は落書きしたり、描いた絵を飾ったりと、黒板の空間を自由に使わせてあげると、子どもはギャラリーとして活用します。

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