米ディズニーが初の個人向け高級別荘地開発

 米ウォルト・ディズニーは23日、フロリダ州オーランドのテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」に隣接した土地に高級別荘地「ゴールデン・オーク・リゾート」を開発し、一戸建て分譲住宅を販売すると発表した。ディズニーが個人向けに住宅を販売するのは初めて。

 「ゴールデン・オーク・リゾート」はゲートと塀で囲まれた、敷地約4平方キロの別荘地。建設される住宅は3タイプで全450軒、価格は150万ドル(約1億3500万円)~800万ドル(約7億2000万円)を予定している。ディズニーは今年30軒販売することを目標にし、2011年までには最初の住宅を建設したいとしている。ターゲットはラグジュアリーホテル滞在に満足できない富裕層旅行者。

 敷地内のスパやゴルフ施設などはフォーシーズンズ・ホテルズ&リゾーツと共同開発する。居住区内にはクラブハウス、コンシェルジュなどがあり、居住者はディズニー関連施設へ特別ルートからアクセスできる。

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