日本人社長報酬トップはセガサミー里見会長の4.3億円

 遊技機器メーカーのセガサミーホールディングスは24日、有価証券報告書に里見治会長兼社長の2010年3月期の報酬が4億3500万円だったことを記載した。これまで明らかになっている中では、日本人経営者でトップとなる。

 ソニーのハワード・ストリンガー会長兼社長、日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼会長がともに8億円を超えていたが、日本人経営者では里見会長がトップとなる。
 
 有価証券報告書によると、里見会長の報酬の内訳は、基本報酬は2億2500万円、賞与7000万円、また子会社サミーから賞与1億4000万円。同社はまた、中山圭史副社長が1億5500万円、小口久雄取締役CCOが1億800万円の3人が1億円以上となった。

 米経済誌フォーブスによると、里見会長の総資産は710億円で日本では32番目となる。セガサミーホールディングスの筆頭株主でもある。

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