T・ウッズ選手が慰謝料663億円で離婚成立

 度重なる不倫騒動を起こし、離婚は時間の問題と見られていたタイガー・ウッズ選手(34)夫妻の離婚が成立したことが7月1日わかった。注目の慰謝料は7億5000万ドル(約663億円)でスポーツ界最高額となった。

 タイガー・ウッズ選手と、妻の元スーパーモデルのエリン・ノルデグレンさん(30)の今後の行く末で最も注目を集めていたのは慰謝料。プロスポーツ界初のビリオネアとして名をとどろかせた大富豪ウッズ選手だけに、10億ドル(約900億円)の半分とも見られていたが、フタをあけてみると663億円という超高額な慰謝料となった。

 これまでのスポーツ界の慰謝料最高額は、NBAのマイケル・ジョーダン選手がファニータ夫人に払った1億5000万ドル(約133億円)だった。

 英紙ザ・サンによると、エリンさんはすでに、ウッズ選手に離婚関連の書類は手渡しており、ウッズ選手のサインを待つだけだったが、このたび、サインを得られたのだという。金額条件として破格となったのは、あまりにも不倫の代償が大きかったということなのだろうか。

 他に条件としては、子供の親権はエリンさんが持ち、ウッズ選手が子供と会う場合は女性を連れ立ってはいけない、などが付けられているという。また、ウッズ選手からは、事の顛末の暴露は避けて欲しいとの要求があった模様だ。

 巨額の慰謝料は、ウッズ選手としても痛いには違いない。しかし、プロゴルファーとしての再起に賭ける今、早く身辺を整理した方が得策だ。ビリオネアの離婚は、金額が金額だけに一筋縄ではいかない場合も多いが、これで、ようやくリセットして、2人は人生の再スタートを切ることができそうだ。


タイガー・ウッズ夫妻

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