富豪カルロス・スリム氏、NYの38.5億円豪邸購入

 世界長者番付1位のメキシコの大富豪カルロス・スリム氏が、米ニューヨーク、マンハッタン地区の5番街にある大邸宅を4400万ドル(約38億5000万円)で購入したことがわかった。

 この邸宅は、メトロポリタン美術館の向かいにある1901年に建造された「Duke Semans mansion」で、前の所有者はタクシー運転手から億万長者にのし上がったTamir Sapir氏。邸宅は2万平方フィートの広さがあり、地上5階・地下2階建てで、ペントハウスは二世帯住宅の造りになっている。ベッドルーム12室、バスルーム14室、暖炉は11箇所ある。スリム氏が実際にこの邸宅に住むことはないという。

 スリム氏は今年3月に発表された米フォーブス誌の世界の長者番付で、総資産535億ドルでビル・ゲイツ氏らを抑えて1位になった。スリム氏は今年4月にも、ゴールドマン・サックス・グループが保有していた、マンハッタン地区5番街にある11階建てのオフィスビルを1億4000万ドルで取得している。


カルロス・スリム氏

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