7歳の天才画家、30分で2000万円以上売り上げる

 英国のアート界に、わずか7歳の「ミニ・モネ」と呼ばれる天才少年キーロン・ウィリアムソン(Kieron Williamson)くんが現れ、英メディアで話題になっている。

 キーロンくんは英ノーフォーク州に住む小学生。地元ノーフォーク州の田園風景や港の風景などを描き、描く絵画が印象派スタイルに似ていることから、「ミニ・モネ」と呼ばれている。

 先日、キーロンくんが描いたノーフォークの風景画33点が、英画廊「Picturecraft Gallery」で開催された展示会で販売されたところ、わずか30分で完売し、総額15万ポンド(約2045万円)を売り上げた。南アフリカやアメリカなど海外から駆けつけた顧客もいたという。

 キーロンくんの絵画は2009年に初めて公式な展示会に出品され、わずか14分で完売。世界35カ国以上の人が彼の絵に関心を示し、すでに700人以上の顧客がいて、そのリストは増え続けている。

 キーロンくんの家族によると、彼が絵を描き始めたのはたった2年前の5歳の時。2008年5月、コーンウォールへの家族旅行をきっかけに風景画を描き始めたという。キーロンくんの両親は芸術に関係する仕事ではなかったが、絵画が好きで、ノーフォーク州の芸術家たちの作品をコレクションしていた。絵画に囲まれて育ったキーロンくんは、幼い頃から芸術に興味を示していたという。

 「Picturecraft Gallery」のオーナーで、キーロンくんの家族と親しいエイドリアン・ヒル氏は「キーロンは多分、現在世界で展示会に出品する画家の中で、最も収集価値がある芸術家の1人になったよ。」と語っている。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる