史上初のアマゾン川を徒歩で踏破、元英陸軍兵士

 南米のアマゾン川の水源から河口までを徒歩で踏破するための度に出ていた、元英陸軍兵士エド・スタフォードさん(34、Ed Stafford)が現地時間9日、ブラジル北部ベレンの北東の海岸に到達した。世界初の快挙で、自身のブログで成功したことを記した。

 スタフォードさんの未踏の度は2008年の4月2日に、水源地であるペルーのミスミ山の山頂からスタートした。距離は6千数百キロの予定だった。全行程は1年ほどで終わる予定だった。しかし、そこは自然を相手にするだけに、予定どおりには事は運ばなかった。

 河川が氾濫するなどし、途中の最も危険な地域ではペルー人ガイドのサンチェスさんの動向を仰いだ。当初のガイドの予定は5日間だけだったが、気がつけばゴールまでいっしょだったのだという。最終的には歩行距離は約9600キロにもなったのだという。


エド・スタフォードさん(ブログより)

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