J・ロジャーズ氏、米国は金融緩和策よりも緊縮財政を

 シンガポール在住の著名投資家ジム・ロジャーズ氏は米CNBCに生出演し、米国の追加金融緩和政策を批判し、緊縮財政が望ましいとする発言をした。

 「米国は、今すぐ紙幣を印刷することをやめて、EUのように緊縮財政を取るべきです。世界最大の債務国である米国で、これ以上紙幣を印刷すべきではありません」などと発言。バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長が新たに発表した金融緩和策を批判した。

 また、ロジャーズ氏は外為市場におけるドルの地位の相対的な低下が進むと見ており、投資先としては、通貨ならユーロや円。また、「まだバブルではない」という金などの商品市場へ投資資金が集まると見ている。
 


ジム・ロジャーズ氏

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