「ミッフィー」がサンリオ「キャシー」を提訴

 日本でも人気のウサギのキャラクター「ミッフィー」の生みの親、オランダのディック・ブルーナ氏が、サンリオのウサギキャラ「キャシー」が酷似し著作権を侵害しているとして、アムステルダムの裁判所に訴えを起こしていたことが20日、わかった。

 オランダの各紙によると、現地時間19日にアムステルダムの裁判所で第1回口頭弁論が行われ、ブルーナ氏は、サンリオに対して著作権侵害を主張。生産停止を求め、それに従わない場合は1日5万ユーロ(約560万円)を支払うように要求した。

 ブルーナ氏は1950年代にウサギを主人公とした絵本を出版し、日本にも翻訳版が入ってきた。ミッフィーは英語の名称で、日本では初期は「うさこちゃん」と呼ばれていた。シンプルなラインながら深いデザインと愛嬌で老若男女を問わずに人気が相変わらず高い。


訴訟を伝えるオランダのニュースサイト

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