6.1億円脱税の美人ニューハーフ社長の素顔

 日本で唯一のニューハーフ美容研究家、岡江美希さん(38、本名・多田美希)が社長の化粧品会社「トリプルサン」が、広告費を水増しして3年間で法人所得約6億1000万円を隠し約1億7000万円を脱税したとして、東京国税局が法人税法違反の疑いで東京地検に告発していたことがわかった。すでに修正申告済み。テレビに出演して美肌を見せる社長の素顔とは?

 関係者によると、社長の岡江さんは、大阪・梅田にある有名なニューハーフショークラブのダンサーとしてデビュー。当時を知る関係者には、子供のころから、よく女の子に間違われていた、と話していたという。“美貌”ですぐに頭角を現して人気者となり、東京・六本木の店舗に「人事異動」したという。

 だが、そこでドーランを塗ってライトを浴びながらステージをこなすのは想像以上にハードで、やがて肌荒れが深刻になり、ある医師と出会ったことから今の会社を立ち上げて、本格的にこの事業を始めることになったのだという。通販専門TVでも人気があり、自らの経験を時折大阪弁をまじえて語っている。

 トリプルサンは「エポラーシェ」の商号で、美容液などを製造販売し、テレビやインターネットの通信販売で業績が急成長。岡江さんはテレビなどのメディア出演、さらには著書も多数ある。

 産経新聞など各紙の報道によると、トリプルサンは、横浜市の広告代理店に宣伝業務を発注。その経費を水増しする手口で所得を圧縮し、2009年3月期までの3年間で約1億7000万円を脱税したという。岡江さんは代理店の取締役を兼ねていたといい、悪質だと判断されたようだ。


岡江美希さん公式HPより

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