米カジノ王、血縁ない子に養育費支払う判決

 大富豪で米国カジノリゾートの父、カーク・カーコリアン氏(93)が、前妻で元美人プロテニス選手リサ・ボンダーさんと、子供の養育費で争っていた件で、米ロサンゼルスの裁判所は月10万ドルを支払うよう命じた。月額32万ドル以上を主張していたリサさんは、上級審で争う方針。

 74歳と26歳という48歳の年齢差を超えて結婚した2人。ただし、1カ月も経たない間に離婚。リサさんが身ごもった子供を認知するためという事情だったようだが、大富豪の娘に見合った生活水準をさせてやって欲しいとの意味を込めて32万ドルの養育費を求めて訴えを起こしていた。

 これだけでも十分にドラマティックだが、その後のDNA判定で、娘の父親は別人と判明。父親はどうやら、映画プロデューサーのスティーヴ・ビング氏だったという。

 とはいえ、血縁関係のない娘に、1000万円近くの養育費を払わなければいけないのは、納得がいかない気もするが、3000万円近く払うよりは遥かにダメージは少なくて済む。

 米経済誌フォーブスによると、カーコリアン氏の総資産は63億ドル(約5130億円)。

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