苦くないピーマンの種子を来年から発売

 種苗メーカー最大手「タキイ種苗」(本社・京都市)は11月1日、苦くないピーマンを開発したと発表した。来年1月から種子の発売を開始する。

 「こどもピーマン」という名前で、テスト段階では約80%の子供が支持したという。元になっているのはメキシコの「ハラペノ」というトウガラシ。この品種の良さは、この辛さがある限り受け入れられないと考え、メキシコ向けトウガラシを育成し、検定して行く中で、突然変異で全く辛くない個体が見つかったのだという。それを改良したのが、こどもピーマンだという。

 子供だけではなく、調査対象の子供の母親からも「買いたい」という購入意向が90%以上あるなど期待が大きい。

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