スターダストが佐川急便を告訴へ、送料水増し

 大手芸能プロダクション「スターダスト」が、送料の水増し請求していたとして、大手宅配便「佐川急便」を、詐欺などの疑いで刑事告訴することが18日、週刊文春の報道で明らかになった。

 同誌によると、佐川急便渋谷店のドライバーが今年5月、スターダスト発注の通常便扱いの荷物の送料を、勝手に料金の高い速達などにして、通常よりも多額の請求をしたという。同事務所が佐川に調査を申し立てたところ、その結果として3年間で約300万円もの水増しが行われていたことが判明したという。

 佐川は事実が明らかになったことについて「該当のお客さまには深くお詫びさせていただいたうえで、代理人弁護士を通じご協議をお願いしているところです。また本件の発生につきまして、改めて深くお詫びいたしますとともに、お客さまへご迷惑をおかけしないように、社内管理の徹底および、従業員の教育強化を行ってまいります」と謝罪している。

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