台湾で売れまくる世界最高額ラーメン

 台湾の小さなレストランで、定価1万台湾ドル(約2万8000円)という世界最高額(?)のラーメンが発売され、その価格にも関わらず売れ行き好調で話題になっている。

 超高級ラーメンを考案したのは、台湾人シェフでレストラン経営者のWang Cong-yuan氏。同氏のレストラン「Niu Ba Ba」で販売中のこのラーメンは、同氏がなんと15年間もかけてレシピ開発したものだという。

 ラーメンに入っているのは、日本、オーストラリア、米国、ブラジルの4カ国から取り寄せた4インチ四方の5つの牛肉と120グラムの麺。注文した客は20種類のレシピの中から麺などを選び、自分好みにカスタマイズしたラーメンにすることができる。肉の味付けは醤油、砂糖、5種のスパイスのみで、なるべく余計な調味料は使わず、肉本来の味わいを引き出すことに注力した。

 Wang氏は、レストランの常連客である政治家や著名人、ミシュランスターシェフなどと相談して、このラーメンの価格を決めたという。値段の高さにも関わらず毎日注文が入り、牛肉が入った普通のラーメンよりもよく売れているそうだ。

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