御三家は「御殿場」「軽井沢」「お台場」

 今や全国津々浦々に存在する大型アウトレットモール。その数は30か所を超える。以前は「余りモノ商品を扱う店舗」のイメージが強かったが、今では「ほしいブランドが揃うショッピングリゾート」の感覚が強く、百貨店の存在を脅かす一大勢力となった。人気順には「御殿場」「軽井沢」「お台場」となり、高速道路のアクセスが良いことも人気の条件であることがわかった。

 インターネットリサーチが行った「アウトレットモールに関するアンケート」によると、行ったことがある回数順に1位は「御殿場プレミアム・アウトレット」(静岡県)、2位は「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」(長野県)、3位は「お台場ヴィーナスフォート」(東京都)となった。

 他には「りんくうプレミアム・アウトレット」(大阪府)、「三井アウトレットジャズドリーム長島」(三重県)、「マリノアシティ福岡」(福岡県)、「千歳アウトレットモール・レラ」(北海道)、「沖縄アウトレットモールあしびなー」(沖縄県)なども上位にランクイン。北海道から沖縄まで、日本全域に人気が広がっていることを示している。

 またネットリサーチのマイボイスコムの調査では、「アウトレットモール利用経験者」は68.5%、「直近1年間の利用者」は41.4%と高水準。主に利用するアウトレットモールの選択理由は「アクセスが良い」のほか、「価格が手ごろ」「品ぞろえが豊富」「買いたいブランドのショップがある」などが上位を占めた。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる