パナソニックが電池事業を中国企業に5億円で売却

 パナソニックは、エナジー社湘南工場(神奈川県茅ケ崎市)の車載用ニッケル水素電池事業を、中国企業「湖南科力遠新能源」に、5億円で譲渡契約を結んだと発表した。

 電池事業に関しては、三洋電機を完全子会社化するために、市場を独占し競争法上の問題が生じると、中国商務部の指摘を受けて、譲渡することになった。

 生産設備、販売、研究開発部門、顧客資源などを含む資産を譲渡し、知的財産権についても使用を認めるという。

 車載用ニッケル水素電池の技術は日本がリードしてきただけに、技術などの流出で、今後はどうなるかという懸念が出てくる。

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