若田光一さんが日本人初の宇宙基地船長に

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、宇宙飛行士の若田光一さん(47)が日本人初のISS(国際宇宙ステーション)船長を務めることを発表した。2013年末から6カ月間で、そのうち2カ月間は船長となる。

 任務としては、38次長期滞在(約4カ月間)は、フライトエンジニアとしてISSの運用、宇宙環境を利用した科学実験、「きぼう」日本実験棟を含むISS各施設のシステム運用を行う予定。第39次長期滞在(約2カ月間)は、38期の任務にプラスして、ISS船長となる。

 若田さんは「国際宇宙ステーション搭乗が決まり、その任務の重大さを噛み締めています。これまでの訓練や宇宙飛行経験、さらにJAXAそしてNASAにおけるマネージメント業務を通して学ばせて戴いた知見を充分に生かし、ISS全体の利用の成果を最大限に出していけるよう全力で宇宙飛行の準備と訓練に取り組んで参りたいと思います」とコメントした。


若田光一さん(JAXAより)

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