中国の富裕層の間で飼われている犬チベタン・マスチフ(Tibetan Mastiff)の博覧会がこのほど、中国・河北省で行われた。
現在、中国では1匹あたり、10万元(約130万円)から1000万元(約1億5000万円)で取引されている犬種。しかし、10万人以上が会場を訪れたという報道もある。中国の富裕層の間では、それほど人気が加熱しているということもである。
チベタン・マスチフとは、チベットが起源で、英国のジョージ4世が2匹所有していたこともある。
特徴としては、成犬は体重100キロを越える大型犬。 性格は冷静沈着で、強い身体能力と攻撃性を持ち、トラと互角の戦闘力を有する、とも言われているほどだ。
現在では、中国では保護種の一種に指定されており、北京などの飼育場で育成が行われている。将来的には輸出も視野に入れているようだ。
チベタン・マスチフ(河北省)