ブリオーニ 最高の人に、最高のもの

世界が認めた「パワー・ブランド」


 オートクチュールと同じ仕上がりで、職人がハンドメイドで仕立てる服。あなたがもし外国映画やドラマを観て、役者が着ているスーツに目を引かれるとしたら、それは「ブリオーニ」の服かも知れない。例えば「天使と悪魔」のトム・ハンクス、そして「007」シリーズのジェームズ・ボンドを演じたピアース・ブロスナンが着ていたスーツが、まさにブリオーニの作品だ。

 1945年、イタリアのローマでテーラーとして誕生したブリオーニ。1952年には、フィレンツェで世界初のメンズコレクションを発表してファッション界に革新をもたらした。以後、アメリカの政界や金融界のタイクーン、名だたるハリウッド俳優たちから強い支持を受け、世界を席巻し続けている。2007年には、ラグジュアリー・インスティテュート社の富裕層を対象としたブランドステータス調査で、堂々1位を獲得。そのブリオーニのキーワードと言えば、「富裕層」「社会的地位」「スタイル」。そのすべての面で発揮される圧倒的パワーが、顧客たちの共通したプロフィールになっている。

他では得がたい、上質なフィット感


 ブリオーニの唯一無二の優位性は、独自の生産ラインがもたらす「仕立て」にある。例えば1着のスーツを作るのに220もの工程があり、出来上がるまでに18〜22時間がかけられる。服づくりは、それぞれ工程ごとに専門の職人たちにゆだねられ、プレス職人だけでも80人を数える。ブリオーニでは店頭に並ぶプレタポルテの服(既製服)も、フルオーダーメイドの服も、まったく同じ工程で作られるのだ。

 「軽くて、しなやか」ブリオーニを纏った感触は、夢見心地ともいえる。それは、ただ軽いだけではない。素材は、他では扱えないほど最高級なスーパー200〜230’sの生地まで取り揃えている。それを惜しげもなく使い、イタリアの職人的伝統を結集してハンドメイドで仕立てていく。どんなに繊細な素材でも、ミシン縫いでは得られない、手縫いの完璧な仕立てによって、流麗なデザインシルエットにまで昇華させてしまう。


肩をつつむ無重力的なフィット感は、世界最高水準のハンドテーラリングによるもので、一度体験してしまうと忘れることができない心地よさを提供してくれる。

 望むならば、あなただけの「メード・トゥ・メジャー」を検討してみてはいかがだろう。ブリオーニ社が掲げるフィロソフィー「TO BE ONE OF A KIND」が生きる特別な1着。それは、あなたの服に対する価値観を一変させるに違いない。

ラグジュアリー、そしてエレガントである

 「ブリオーニ」 その名前は、かつて世界のセレブリティが集った20世紀初頭のアドリア海のブリオーニ島に由来する。「ラグジュアリーのために仕立てられた島」の意味になぞらえて、ブリオーニは誕生した。レジャーウェアの世界でも、同様の哲学がある。ブリオーニのスーツを着る顧客が、オフタイムもオンタイムの延長上に同じクオリティの服を着たいという要望から生まれているのだ。選び抜かれた素材を使い、ウールやシルクなどの高級生地に、惜しげもなくエレガンスの漂う装飾デザインが施されている。もちろん、ブリオーニの服すべてが100%「made in italy」というこだわりぶり。ブリオーニ銀座店では、アレッサンドロ・デラクアによる上質なレディスコレクションも取り揃えているということなので、こちらも注目したいところだ。


 
 さて誰もがあこがれる最高級ブランド、ブリオーニ。この服は一体、どんなシチュエーションを選ぶのだろうか。いや、どんなセレブリティたちを選ぶのだろうか。それは、世界を舞台に活躍する各国首脳や、アカデミー賞に出席する俳優を見れば明らかだ。ただもう一つ、ブリオーニの服があって、彼らはなおいっそう輝いているとも思えるではないだろうか。

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