レディー・ガガ、AKB48、ジャニーズ寄付の裏側

あまりにも早かったレディー・ガガ


レディー・ガガさんのリストバンド
 東日本大震災の後、芸能人をはじめ多くの著名人から寄付が多いが、その中でも外国人タレントの手際の良さが目立つ。それはなぜだろうか?

 まず真っ先に支援の意思を表明したのが、米国の歌手レディー・ガガさんだった。地震発生翌日の12日(日本時間)に公式サイト上で、支援ブレスレットの発売を公開した。「PRAY FOR JAPAN(日本の為に祈りを)」と書かれたシンプルなデザイン。25日から随時発送とする完全受注生産方式で行った。

 「あまりの手際の良さに正直驚かされました。今回は日本のプロダクションは当事者なので、まずは自分の事務所のタレントの安否確保などもあり、すぐにチャリティーというわけにはいきません。それでも、レディー・ガガの対応の早さは、すでにマニュアル化されていたのか、というくらい早かったですね」

 今回のレディー・ガガさんの対応には、芸能プロ幹部も驚きを隠せない。元々チャリティーはして当然だという意識が高いために、すでに「マニュアル化?」という指摘もうなずける。スピードだけなら誰も敵わない。

 結局、2週間で150万ドル(約1億2000万円)を売り上げてしまった。

 そして、14日までに韓流スター、ペ・ヨンジュンさんが、10億ウォン(約7500万円)を寄付というニュースが日本でも伝わった。女優サンドラ・ブロックさんも、いつもの大災害と同じように100万ドルを拠出してきた。

 出遅れた感のある日本勢。やはり、気を吐いたのはみんなが期待していた、あのグループだった。

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