ガガーリンさんの死因を公開(露)


ユーリー・ガガーリンさん
 人類初の宇宙飛行に成功したロシアの宇宙飛行士ユーリー・ガガーリンさんが死亡した、1968年の飛行機の墜落事故について、ロシア宇宙庁は8日、観測気球との衝突を回避するために戦闘機が操縦を誤ったとする、調査報告書を開示した。

 ガガーリンさんの死因は過去には、事故以外にも謀略説などが度々言われてきた。ユーロニュースによると、地球に帰還後の1968年に訓練中の戦闘機で、観測気球との衝突を避けるために、操縦不能となり死亡したという。

 34歳という若さでの死亡は世界に衝撃を与え、その当時が東西冷戦だったということもあり、陰謀説まで飛び出していた。

 ガガーリンさんは、1961年に1人乗りの宇宙船ボストーク1号で、人類初の大気圏外を1周した。「地球は青かった」という明言を残している。

 今年はそれから、50年が経ち、「ガガーリン」と名付けられたソユーズ宇宙船がこのたび、打ち上げられた。

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