Googleの1~3月期売上は過去最高も利益鈍化

 ネット検索最大手の米グーグルが14日発表した2011年第一四半期(1~3月期)の決算で、売上高は、前年同期比26.6%増の85億7500万ドル(約7200億円)と、四半期ベースでは過去最高となった。純利益は同17.5%増の22億9800万ドル(約1900億円)だが、経費増となりやや鈍化している。

 売上こそ、検索連動型広告を強みに案件を増やして好調だったものの、営業費用の負担が重くなりつつあること、さらには、スマートフォン開発の費用が増加している。

 さらにはシリコンバレーで起きている人材獲得競争で、昇給など人件費もかさみ、純利益の伸びは確実に鈍化傾向にある。


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