アノニマスがハッカー攻撃受け情報500人分流出

 国際的ハッカー集団「アノニマス(Anonymous)」のメンバーの個人情報500人分が、インターネット上に公開されていることが12日わかった。ソニーとの戦いやジャスミン革命のきっかけを作ったとされる同集団だが、メンバーのIPアドレスやブログが一時的に晒されていたのだという。現在は見ることができない。

 英フィナンシャルタイムズ(FT)の報道によると、アノニマスのメンバー約500人分のIPアドレス、メンバー個人のブログアドレスなどが一般公開されているという状態になっていたという。

 アノニマスのサイトがハッカーによる攻撃を受けたものだと報じられている。しかし、誰の仕業かはわかっておらず、内部犯行の可能性もありそうだ。ハッカーがハッカーによって攻撃を受けるという前代未聞? の事件は、やはり完璧なセキュリティーなどないということを考えさせられる。

 FTの取材に対して、ソニーとFBIはコメントを避けたという。


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