ソフトバンクの孫正義社長が100億円の寄付と引退までの役員報酬を寄付することを公言した件で、孫氏のツイッターに「100億円寄付していないってホント？」という質問が寄せられた。
孫氏は「順次実行しています」と回答。
また、引退までの役員報酬寄付についても「確か自分の報酬すべて寄付すると豪語してたがあれはどうなったのか？？」と質問が飛ぶと「非力ですが、3.11以降の報酬は全てその様に実行します」と答えた。
週刊現代で、こうした疑念が掲載された5月16日に、ソフトバンクが寄付先を発表した。現状決定しているのは次のとおり。
・日本赤十字社 10億円
・中央共同募金会 10億円
・日本ユニセフ協会など 6億円
・岩手、宮城、福島の3県 各10億円
・茨城、千葉の2県 各2億円
・東日本大震災復興支援財団（仮称）40億円
その後は順次決定していくことになるが、キャッシュで100億円という金額を資金を一気に作るのは難しい。ソフトバンクは、ゆかしメディアの取材に対して資金のねん出方法については「お答えできない」としている。
