歯科患者ロボット「昭和花子2」が昭和大でデビュー

 昭和大学歯科病院(東京都)は、歯科患者ロボット「昭和花子2」を導入したと発表した。

 「昭和花子2」は初代のバージョンをロボットメーカーのテムザックが開発し改良したもの。大きな特徴は、人に近い形状と存在感を実現したもので、痛みを感じた時の不意な首ふり、くしゃみ、せきなどの動作を起こすこともできる。

 また、診療時の患者の開口疲労を表現し、おう吐反射も再現されるなど、実際の患者の生の反応に近づいているという。

 昭和大学歯学部は今年4月から、世界で初めて、歯科患者ロボットを臨床実習のカリキュラムに導入している。


昭和大学の実習風景

昭和花子2

昭和花子2

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