中国の昆明に米アップルの直営店舗「アップルストア」のニセと思われる店舗がオープンしていた件で、店員が22日、正規店舗ではないことを認めた。
米ウォールストリートジャーナルが電話で直撃したもので、店員は正規ではないことをアッサリと認めたそうだ。
店舗の存在は個人ブログ「BirdAbroad」が明らかにしたもので、外観から製品まですべてが本物そっくりだったという。
同紙とショップ店員との主なやりとりは次のとおり。
Qこの店舗は本物か。
Aアップルの正規の店舗ではない。
Qここのアップル製品は本物か。
Aここで売っているものはすべてアップルの純正製品だ。値段も公式サイトに載っている値段と同じだ。
Qそれではなぜここで働くのか。
A正規なのか違うのかは問題ではない。毎日アップルの製品を売っているのだ。来てくれた
お客さんも製品の品質で苦情を言ってきたことはない。わたしたちは最高レベルのプロ意識を持って働いている。
店舗は正規のものではないが、製品は本物。アップル製品を販売しているというプロ意識で働いているということだ。
中国・昆明の偽「アップルストア」(BirdAbroadより)