バービーの生みの親が95歳で死去(米)

 バービー人形の生みの親として知られる米玩具大手マテル社の創業者エリオット・ハンドラー氏が、心不全のためロサンゼルスの自宅で死去したことが24日わかった。95歳。NYタイムズによると、ハンドラー氏は21日に亡くなったという。

 ハンドラー氏は1916年シカゴに生まれ、工業デザインを学び45年に妻ルースさんらとともに創業した。ドイツで見た人形「リリ」をアメリカ風にアレンジして売り出したのがバービー人形。名前は娘であるバーバラさんにちなんで名付けたことはよく知られているエピソード。

 発売当初がら人気に火が付いたが、次々と違うバージョンを発売していき、永続的に利益をもたらす商品となっていった。

 現在は世界最大規模の玩具メーカーになり、ハンドラー氏は90歳の誕生日を本社で祝われたばかりで元気そうだったという。

 ちなみに、バービーのボーイフレンド役の人形ケンと同名の息子は脳腫瘍のために、すでに亡くなっている。


エリオット・ハンドラー氏と娘のバーバラさん

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