上海総合指数は3%下落、高速鉄道事故も影落とす

 25日の上海総合指数は、高速鉄道事故の影響を受け、寄り付きから大きく下げ、終値は前週末比82.04元安の2688.75元で取引を終えた。約3%の下落。

 米国の債務上限問題に加えて、30人以上の死者を出している温州市の高速鉄道事故の影響から下げて始まり、そのままいいところなく終わった。

 事故は発生から一夜明けた24日早朝に、事故車両の運転席を現場に穴を掘って埋めてしまうという行為に証拠隠滅ではないか、との疑念も持ち上がる。しかも、すでに運転を再開しており、対応には各国から不安の声も上がっており、今後も株価への影響も軽くはないだろう。


中国・温州市の高速鉄道衝突事故の現場(24日未明)

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