サッカー元日本代表の松田選手が無念の死

 02年サッカーW杯で大活躍した元日本代表DF松田直樹選手(34)が4日午後、入院中の信州大付属病院で亡くなった。

 所属の松本山雅によると、松田選手は午後1時6分に入院先の病院で亡くなった。2日の練習でランニング中に急性心筋梗塞を起こして倒れ、意識不明となり、そのまま病院に搬送され治療していた。

 運動部記者によると、JFLではまだまだAEDがない練習場もあり、松田選手が今回練習していた場所は、AEDがなかったという。普段の練習場にはAEDは設置されているといい、運がなかったということで片づけてしまうには、あまりにも切ない。

 なでしこJAPANがW杯制覇という偉業の陰で、名物選手が亡くなった事実は、クラブ側に選手の健康管理についての義務を問いなおすことになる。

 AEDとは、心肺停止などの状態の際にも、一般の人でも簡単に使える治療機器。


松田直樹選手

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