高校中退でも年収1540万円級がゴロゴロ


ジェームズ・ダイモンさん(WSJより)
 鉱工業やエネルギー関連はCEOの年収は5440万ドル(米CNBC調べ)とされるが、社員レベルでも年収1000万円超がゴロゴロしているようだ。

 米ウォールストリートジャーナルが、オーストラリアの鉱山で働くジェームズ・ダイモンさん(25)のインタビューを行い、高校中退で昨年の年収は20万ドル(約1540万円)だったという。

 ダイモンさんは「高校の時、バーで人を殴って怪我をさせたんだ。高校を辞めなければならなくなって、すぐに働かなければならなかったんだ。この仕事に就いて今は満足している」と語っている。ダイモンさんは現在、金鉱で働いているという。

 また、ニュジーランドから出稼ぎで豪に来た別の従事者は、年収12万ドルで、月1回の帰宅を楽しみにしているのだという。

 なぜ、こうした高待遇なのか。豪政府の統計では鉱工業従事者の平均年収は10万8000ドルだといい、2017年までに約9万人が不足しているという。また、ペルーでも今後10年間で4万人不足しているという。

 まさに、ゴールドラッシュは続いている。

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