米不動産王ドナルド・トランプ氏が、自身が持つブランド価値は30億ドル（約2341億円）だと、近く発表する著書「Time to Get Tough」の中で宣言している。
トランプ氏の資産は、米誌フォーブスによると29億ドル（約2263億円）となっているのだが、ブランド価値だけでそれを上回っていることになる。また、著書によると、純資産は70億ドル（約5463億円）と記しているという。つまり、その4割以上を自身のブランドが占めるということになる。
過去には、自身がモデルとなった著書の中で明かされている資産が、自身の資産評価よりも3000億円以上低く名誉を傷つけられたとして訴訟で争ったが、敗れたこともあった。
その著書は「Trump Nation: The Art of Being The Donald」。06年にワーナービジネスブックから出版されたものだが、著書ではトランプ氏の資産は25億ドルとなっていた。しかし、トランプ氏自身の資産評価は40億ドルだった。
その40億ドルに、自身のブランド価値30億ドルを足せば計算上は、自著の言うように70億ドルになる。
ドナルド・トランプ氏（隣は元ミスＵＳＡのリマ・ファキさん）
