ちまたの商品には、必ず注意事項などの表示がある。しかし、必ず標準語で表記されているのだろうか。時には方言を見受けるのだが…。
@manuke10bさんのツイートにその一つの例がある。
「カイロに書かれている『低温やけど注意』は関西弁じゃありません。そんなに親しげではありません。多分どの地域でもそう書かれています」
「やけど」は「火傷」の意味で使っているのは当然だ。ただ、ここでは関西弁の「~やけど」という解釈をしている。つまり、標準語で言うならば「低温だけど注意」という意味になる。
不思議なのは関西弁なのに? 全国一律でそのように表示されているのだ。何気ない表現でも、受け手によって解釈が変わる。そこに、言葉独特の楽しみがある。