年収1億円の超ドけちな痛すぎる弁護士

セコイ戦略の数々

 まず子供の扶養金を妻に払いたくない夫は、できるだけ子供の扶養権利がほしい。自分がいかによい父親であるかを子供達に直接言って聞かせたり、近所の人の目立つところで親子が仲良くしている姿を見せびらかしたりしているようだ。

 また、子供の学校の担任には「この離婚によって子供達との時間が増えた事がこのつらい環境の中での最も大きな収穫である。私は子供の事を考え離婚などしたくない」などと吹聴する。かつては、日曜日も仕事をして、子供と過ごすことなど頭にもなかった人物がこの豹変ぶりだ。

 また、カリフォルニア州では一つの離婚案件に関して、一度、妻か夫かどちらかが雇った弁護士は、もう一方に着くことはできない。だから、相手側が有能な弁護士を雇うことを阻止するため、何人もの有力弁護士を自分で雇っては解雇する。

 それを繰り返すのは、資金力があればたいへん有効。そのまさかだが、この弁護士夫は実際にそれを繰り返しているのだ。痛すぎる。

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