高校生になり起業の意識が芽生えた
「小学校2年生まで問題児でした。先生に強く叱られたり、教育委員会の人が家に来たこともあります。それで引っ越して転校もしました。なんでそんなに暴れていたのかはよく分からないんですが……」という幼少期を送り、その後、今度はイジメられっ子になった。
「実は僕、幼稚園からサッカーをやっていたのですが、中学卒業するまでデブだったんです。それでよくいじめられました」
小学校を卒業すると同時にサッカーもやめてしまい、パソコン部に入部。中学の3年間はまさに暗黒時代だったという。だがこのときに、メンタル面が強くなった。当時は気づかなかったが、今振り返ると忍耐や孤独への耐久力などが身に付いたという。
さらに高校に入学して、メンタル面の強さはさらに磨かれた。
「中学生まで成績もよくなかったし、なのに全然勉強もしなかった。遊んでばかりでケータイやゲームを親から取り上げられたこともよくありました」
変わったのは高校に入ってから。起業という目標ができたことで自立心が生まれ、目標を達成し経営者になってからは責任感が生まれた。