年商15億、15歳から経営者の高校生

高校生になり起業の意識が芽生えた

 「小学校2年生まで問題児でした。先生に強く叱られたり、教育委員会の人が家に来たこともあります。それで引っ越して転校もしました。なんでそんなに暴れていたのかはよく分からないんですが……」という幼少期を送り、その後、今度はイジメられっ子になった。

 「実は僕、幼稚園からサッカーをやっていたのですが、中学卒業するまでデブだったんです。それでよくいじめられました」

 小学校を卒業すると同時にサッカーもやめてしまい、パソコン部に入部。中学の3年間はまさに暗黒時代だったという。だがこのときに、メンタル面が強くなった。当時は気づかなかったが、今振り返ると忍耐や孤独への耐久力などが身に付いたという。

 さらに高校に入学して、メンタル面の強さはさらに磨かれた。

 「中学生まで成績もよくなかったし、なのに全然勉強もしなかった。遊んでばかりでケータイやゲームを親から取り上げられたこともよくありました」

 変わったのは高校に入ってから。起業という目標ができたことで自立心が生まれ、目標を達成し経営者になってからは責任感が生まれた。

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