年商15億、15歳から経営者の高校生(2)

パソコンの授業が役立つ

 もっとも最初は、小学校からのパソコンの授業と高校からのパソコン部での活動で身につけた技術で行ったIT系の事業である。

 「友達と文化祭のアプリを作る予定なんですよ」と笑顔を見せる山本さん。アプリを作るのは「種類にもよりますが、簡単なものであれば、すぐに誰にでも作れるものですよ」とお手の物だそう。物心ついたときには一家に一台パソコンが普通だった世代ならではの発想である。

 しかし、最も大きな売上となったのは、とある情報発信サイトの運営。海外サイトで、現在同じ事業を他の国でも展開させようとしているため、詳しくは公にしたくないとこのことだが、話を詳しく聞いてみると、それは確かに多くの人が少しずつお金を落としそうな情報だなと頷けるものだった。

 それから次に携わったのは某コスメブランドのプロデュース。女性誌にも多く取り上げられ、成績は好調だという。

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