ゴミ屋敷の8割は女性
まずは部屋のタイプから紹介していく。孫の手があるのが、東京・江戸川区ということもあり、1人暮らし、1ルーム、1DKといった単身向けの部屋に住む人が比較的多いというが、部屋のタイプや広さなどに関わらず、家はゴミ屋敷化するそうだ。
今までにもファミリータイプのマンションや一軒家など、様々なゴミ屋敷を片付けてきたという。
もちろん家の容量が大きければそれだけゴミの量もたくさん入るのだが、それも一概には言えず、わずか1ルームで50万円越すこともあるそうだ。
「100万円を超えるようなケースはさすがに少なく、年間数件程度ですね。ゴミ撤去と水回りの清掃で10〜15万くらいのことが多いですね。床が見える人はたまにいますが、だいたい床は見えなくなっていることが多いです」という汚れっぷりということ。
次に人のタイプ。ゴミ屋敷化させてしまう住民は、8対2で、なんと女性のほうが圧倒的に多いという。
明らかに「変な人だ!」という人は少なく、普通の人がほとんど。しかも大企業や有名企業などに勤務するビジネスマンやOLような、アッパー層も多いという。
「見かけから判断することは不可能ですね。前に住んでいた家をゴミ屋敷化させてしまった前科持ちもいますが、初めての人もいるので、前科からも判断することはできない。見抜くことは、難しいんじゃないでしょうか?」と、一概に“タイプ”でくくることは難しいようだ。
次に、ゴミ屋敷化する理由について。