タレント候補は否定したが
全国の1区に候補者を立てようとの方針を明らかにしたが、今の逆風を乗り切るには「顔」が必要と判断したのか、文化人などの有名人を一本釣りしようとの声も幹部の間では出てきたという。ただ、こうした方針については党内でも異論が出ている。
代表の橋下徹大阪市長は「僕が言うのもなんですが、今ちょっとそのパターンを使うのはちょっと違うのでは」と否定的な意見を述べた。
ただ、逆風の中では個人の知名度で何とかがんばってもらうしかなく、こうした発言はいつまでできるだろうか。
資金面での後見人とされる「経済人・大阪維新の会」副会長、ミキハウスの木村皓一社長が週刊文春のインタビューに「あんな男だけはとおしたらアカン」と答えている。資金面でも今後は先細りが心配されるところである。
ちなみに、橋下市長は発言を否定し、関係性はなかったことを自身のツイッターで語っている。
第2次公募で161人の応募があったものの、はたして金と地縁を併せ持っている人材は何人いるのだろうか。結局はまた、現職の国会議員から集めてくるという可能性も言われ始めている。