敏腕離婚弁護士が教える! 離婚訴訟で勝てる方法(基本編)

 

被害額は数百億円? 3組に1組は離婚

 7500万ドル、日本円にして約68億円。これは、米人気歌手のマドンナさんが元夫の映画監督ガイ・リッチー氏と離婚する際に、元夫に財産分与した金額だ。総資産は30億ポンド(400億円以上)と推計されるが、大きな金額を失ったことになる。

 また、総資産900億円とされる映画俳優のメル・ギブソンさんが、妻から450億円の財産分与を要求されるなど、海外セレブの間で離婚は、大企業のビッグビジネス以上に大金が動く。さすがに日本では、ここまでの話はあまり耳にする機会はないものの、一寸先も読み切れないのが人生。明日はわが身かもしれない。

 まずは日本の一般的な離婚事情からおさらいしておく。平成19年の離婚件数は2万930件、同年の婚姻件数が6万3449件(数字はいずれも厚生労働省「人口動態統計」より)。単純計算で3組に1組が悲劇の道を選んでいることがわかる。同19年の離婚調停数が4万529件、そのうち7682件が訴訟となり、文字通り”骨肉の争い”が展開されている。

 愛し合い、長きにわたって時間を共有してきた2人の離別。解決手段は悲しいかな『お金』。目を背けたくなる現実だが、知っておく分に損はない。簡単に言えば、どの資産が対象となるのか、ならないのか。そしてお互いの取り分はどうなるのかということになる。
知らない人のためにも、離婚に詳しい都内の弁護士に、判りやすく事情を説明してもらった。

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