【海外不動産】「マレーシア不動産は必ず儲かるのか?」の疑問に答える

 「ジョホールバルに人生と社運を賭けます」


木藤敬介氏
 そう熱く語るのは若き不動産会社社長の木藤敬介氏(29)だ。2012年に、マレーシアの第2の都市でシンガポールとの国境の町ジョホールバルに不動産仲介業者の「JJ Brights」社を立ち上げた。木藤氏の言葉に説得力があるのは、実際に同社が斡旋している不動産の大半に自ら投資を行っている点だ。

 過去1年間にジョホールバル市内に3件のコンドミニアムを購入。既に含み益で3000万円以上の利益を得ている。しかし、これは木藤氏に限ったことでない。1年前に同社が斡旋したほとんどの物件は1年間で現状、物件価格で3割、為替で3割ほど含み益を出してるとのことだ。

 徹底した情報収集で同地でマレーシア政府が進めるイスカンダルプロジェクトに命運をかける木藤氏。しかし同プロジェクトに死角がないわけではない。同プロジェクトに投資して成功するコツについて詳しく聞いた。

 「よく『マレーシア不動産は、必ず儲かりますか?』って聞かれるんです。もちろんYesでありNoです。実は1年前までならジョホールバルのにどんな物件に投資しても儲かりました。当時の為替レートは1リンギット=25円程度。ジョホールバルの土地の値段も物件の値段もこの1年間だけで3割上がったんです。ザックリ計算すればたった1年間で1.6倍の含み益を得たことになります」

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