父が語る、26歳タンブラー創業者

高校中退、日本滞在
 デビッド氏は高校時代には、日本社会への興味から日本語を学んでいたことがある。そして、17歳で退学。教諭だった母親は、説得するでもなく、息子の好きにさせることを選んだのだった。

 2007年にタンブラーを起業するのだが、デビッド氏は短期間だけながら日本に住んだことがある。日本通のジョブズ氏の影響なのかわからないが、後につながる何かを学んだのだろうか?

 タンブラーのアイデアを思いついた当時のことを「デビッドがあんなに興奮している姿は初めて見た」と回想する。

 ヤフーが買収したことで、ヤフーの月間ユニークユーザー数は、1.5倍になるとの試算もある。それだけの価値を持つサービスを売却したわけだが、父は「これからも働いてほしい」と話す。

 ただ、その点については一つだけ懸念がある。ヤフーは在宅勤務を認めないことになった。生粋のニューヨーカーであるデビッド氏がNYを離れるのかどうかだ。

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