愛人業といえば、キャバ嬢やクラブママなど夜の世界の女性のものというイメージがある。だが、最近では普通のOL、シングルマザーといった、いわゆる普通の女性が「副業」として選ぶケースも増えているのだ。今回、3人の女性から話を聞いた。
長澤まさみ似OLは大学2年から愛人持ち
Lさんが愛人を始めたのは大学2年生。大学で知り合った友達Mさんから富裕層が集まるパーティーなどに誘われ、愛人業に足を踏み入れた。Lさんは、長澤まさみに似た清楚系の美人。MさんもLさんを連れていくと鼻が高かったようだ。
そのMさんは大学に上がったと同時に、高級クラブで働きはじめ、富裕層の男性の愛人になっていた。実家の経済状態が悪く、満足な仕送りを受けていなかったようだとLさんは言う。「大学2年くらいのときに、もう特定の人がいて、フランクミューラーの腕時計を買ってもらうなど、すごいリッチな生活をしていました。マンションの家賃とかも出してもらっていましたよ」
同じように美人の友達がもう1人おり、基本的に3人で富裕層の集まるパーティーや飲み会などに出席していた。
「3人ともキャラがかぶらないので、別のジャンルの男性から声をかけられるんですよ。Mは派手な感じで、もう1人のKは大人っぽい落ち着いた感じ。私はいわゆる士業やサラリーマンなどが多かったですが、Mは不動産などの経営者、KはIT系の経営者などが多かったです」
Lさんの手口は、年の離れた恋人同士というような関係になり、家賃や光熱費などの引き落とし系の生活費、家電、旅行代などを出してもらう。その他、誕生日などイベントにプレゼントを買ってもらうというもので、いわゆる「月いくら」という感じではない。
「生活にかかるお金は食費くらいなので、OLの給料は貯金と遊びに使えます。派遣のためボーナスもないので、愛人をしていなかったら、貯金もできないし、好きな洋服も買えない。ブランドものも持てないですよね」
結婚も、今の愛人のような高収入の男性としたいと語っていた。