アップル欲しさにモデルに、今や年収4億円で世界5位

動機はアップルのパソコンが欲しったから


リュウ・ウエンさん
 リュウ・ウエンさんは、湖南省永州市という、香港から500キロほど北に行った山間部で生まれ育った。何もなく、山々と太陽と自然があっただけだという。恵まれた自然環境の中で育ったリュウさんは、小学生の時にはすでに身長は1メートル68になっていた。

 かつてインタビューでは「背が高いことがコンプレックスで、自然に猫背になっていた」と答えている。

 しかし、2005年に転機が訪れる。母親がモデルの大会への出場を促し出場したところ、北京で行われた大会で優勝するなど頭角を現した。本人はアップルのパーソナルコンピュータが欲しかったそうで、賞金でその足しになればと出場したらしい。

 ただタイミングが良く、中国では、まさに時代が求めていたモデルだった。中国ファッション界が大きく動き出そうとしている時で、同年9月にはファッション誌ヴォーグが中国でも発行されるようになり、中国人モデルは待望されていた。リュウさんが起用されると、知名度は一気に高まった。

 アジア人で初めてヴィクトリアズ・シークレット・エンジェルに起用され、エスティー・ローダーなどでも起用されている。

 身長1メートル79、顔は典型的なアジアンのルックスは衣装とメークで何にでも化けやすく、まさにスーパーモデル向き。今後もさらに活躍しそうだ。

 また、米スポーツイラストレイテッドで2年連続でカバーガールを務めるなど、出版界では最大風速が吹いて注目されている、ケイト・アプトンさんだが、今回はランク入りはならなかった。

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