資産200億円の投資家ＢＮＦ氏が渋谷センター街に不動産取得

　資産200億円以上を保有する、日本有数のデイトレーダーであるＢＮＦ氏が、東京・渋谷のセンター街に不動産を取得したことがわかった。7月までに取得している模様で、秋葉原の2件に次いで判明している分はこれで3件目となる。

駅徒歩5分の角地

　これまでに判明している分では、2008年に「チョムチョム秋葉原」（駅徒歩1分）を90億円で購入。そして、2011年には「ＡＫＩＢＡカルチャーズＺＯＮＥ」（同4分）を170億円で購入していた。しかも、後者のビルについては個人投資家として、法人のオリックス系のＲＥＩＴと戦って競り勝つという離れ業も演じている。

　そこで3件目の物件だが、場所は秋葉原から見ると山手線の対極に位置し、また文化的な位置づけも対極に位置する渋谷センター街のど真ん中で、駅からは徒歩5分という立地。建物は古い木造2階建ての建物があるだけ。三角形で広さにして約19平方メートルというもので面積こそ狭いが、角地のために店舗付けは有利に働きそうだ。

　チョムチョム、ＡＫＩＢＡも入居テナントで埋まっており、ＡＫＩＢＡではアイドル育成型エンターテイメントカフェ「ＡＫＩＨＡＢＡＲＡバックステージｐａｓｓ」のマスコミ露出も多く新たな名所に育ちつつある。本人がマスコミ露出をまったくしなくなったものの、投資家、事業家としての地歩を固めつつあるようだ。

　渋谷の不動産だが購入の動機はわからないものの、今年の7月までに取得し登記変更を済ましているようだ。