六本木の女衒S氏が語る年代別「富裕層の愛人遊び」

20~30代と50代で大きく異なる

 そんなS氏曰く、年代によって“愛人遊び”は大きく異なるとのこと。

 「現在、僕のところに連絡がある人種は大きく分けて2種類です。ひとつが、IT起業家やスポーツ選手など、若くしてお金をたくさん得られた人たち。もうひとつが50代くらいになって、安定した地位と高収入を得るようになった人たちです」

 同じ富裕層とはいっても、遊び方のスタイルは大きく異なるそうだ。

 「IT起業家などは、お金をたくさん持っているんですが、とにかく忙しい。それそれの人が、どういう仕事をしているのか、実はあまり良く分かっていないんですが(笑)、いつも『今日、遊べる子、紹介してくれない?』というように急な依頼が多いですね。だから、忙しいんだろうなと思っています。食事に行って、ホテルに行くという個人で遊ぶケースもありますが、『今から接待で二次会に行くことになったから、終わる予定の2~3時間後くらいに、女の子最低2人くらい紹介できない?』というように、ビジネスの席に必要とされることもあります。だいたいこのときは、複数になります。その上、接待ですからこちらもかなり気を使いますね」

 S氏の携帯には、夜の1時、2時に電話がかかってくることも少なくない。つい先日も、「いきなり1時に電話がかかってきて、『今から女の子2人遊べない? できたら今すぐ』という依頼がありました。さすがにこれはムリと即断ってしまいましたが……」ということがあったと、苦笑しながら話してくれた。

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