リーチ一発ベントレーで「上がり」
プラチナホルダーとなった田中さんは会社を退職し、30代前半で独立して事業主となった。「カード会社は、そのユーザーがロイヤルカスタマーかどうかを見ています。電力料金はうちで支払っていないな、とか。だから、あらゆる支払いを集中させないといけません」という。
だからと言って、支払いを集中させてみたところで、どれくらいの金額を使えば良いのか基準さえわからない。
田中さんは「わたしは事業の決済と、生活費を込みで、月2、300万円をアメックスプラチナカードで決済していました。カードだろうと現金だろうと関係ないし、あえて現金で支払うという意味が私にはわからないです。支払いを翌月にできるという点でも意味がありますので」と語った。
確かに、毎日、高級レストランに行ったとしても、月額2、300万円は到底いくことはない金額だ。これはサラリーマンでは、なかなか使えない手法だが、田中さんは、正確に覚えていないというが、累計金額で数千万円から1億円くらいはプラチナでの支払いを行ったそうだ。
やはり高額決済は必要ではないかと思われる。アメックスのカードで戦車や飛行機まで買えたなどという根も葉もない噂もあるが、実際にとんでもないものが買えたそうだ。田中さんの知人が使った手でこんなやり方があったそうだ。
アメックスプラチナで、高級車ベントレーを決済したそうだ。田中さんによると、おそらく事前にカード会社など関係各位への通知は必要になるのではないか、という。それでも、ベントレーは3000万円クラスの高級車であり、まさに、リーチ一発ベントレーで上がり、アメックスセンチュリオンを手にした。