まさかのインビテーション放置
「正直、取れるかどうかわからなかった」と話す田中さんの手元にアメックスセンチュリオンからのインビテーションが到着した。かつては、フタを明けると真ん中にポツンとカードが厳かなたたずまいがする黒い箱が届いたようだが、どちらかと言えば簡素な雰囲気の黒い正方形の封筒が届いたという。
中身はもちろん、インビテーションだった。専用デスクに電話をかければ、カードが送られてきて、使用の権利が付与される。
しかし、田中さんは迷いなのかどうか、1年間くらい放置していたのだが「男だし、ビビッていたらダメだろう。さらに稼いでやろうと思いました」と結局は取得した。ただ、放置していても大丈夫なのか疑問がわいてくるが「(人数の)枠が管理されていて、タイミングによっては、ウェイティングもあるのかもしれません。その時は入会できないのかもしれません」。
アメックス公式サイト上にはセンチュリオンの
案内は存在していない
田中さんは、それでも1月あたり3万円として年会費が高いと見てはおらず、むしろ「(高級料亭などで)店長が見送りに出てきたり、一度も名乗っていないのに、名前で呼ばれたり。取引銀行でカードの話題になると、『支店長を連れてきます』と言われたり。でも、ヘタに見せると営業されますが」とVIP待遇には満足しているという。
また、現在は100万ポイントほど溜まっているそうだが、これらポイントは飛行機の運賃に使うそうで、飛行機の支払いはここ数年、経験していないそうだ。
では、アメックスにそれ以上のカードがあるのかどうか。