壇蜜さんも語り始めた「駐車場経営」のうま味

　芸能人はオモテではお金の話をすることはないが、実際には貯めていたり、人知れず不動産投資、ホテル、店舗経営などを行っていることは実はよくあるもの。人気絶頂のタレント、壇蜜さん（33）がこのほど、芸能生活に近く見切りをつけ、駐車場経営をしたいと語っており、衝撃を呼んでいる。駐車場経営だが、はたして成功するのか？

　オリコンの昨年末の取材で、2014年について聞かれて、次のように答えたのだ。

　「もう芸能界はいいかなって。やっぱり立体駐車場の経営が儲かるのかなって」

　メーンＭＣを務めるテレビ朝日「だんくぼ」もスタートし、ＣＭでもサントリー、森下仁丹、西友、ＪＡグループなどに起用されるなど、売れっ子。キー局制作関係者によると、ＴＶ出演のギャラは1本あたり50～60万円。昨年の年収は、本人に入るだけでも少なくとも数千万円規模になると見られる。まだ少し伸びシロを残していると思えるだけに、すでに投資家転身を宣言するとは、なかなか控え目だ。

　昨年、大手の事務所に移籍して、メインＭＣの番組、ＴＶＣＭなど体を張らずに、イメージやキャラで勝負できる上に単価が高い仕事にシフトした。ただし、「移籍したばかりは、早く資金を回収しようと、仕事をたくさん入れる傾向もあり、セクシー系タレントは消費が早いのが常です。保って1、2年です」と、芸能プロ幹部。

　昭和女子大を卒業してからは、銀座のホステス、葬儀会社などを経て、グラビアの世界に入った。デビューは2010年で、それまでの社会人経験が長いこともあり、現実社会の厳しさを知っているのか、賢い選択ではある。